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DATE/ 2019.05.13

女性が褒められて「うれしい」こととは?

 人間はだれしも、他人にほめられると嬉しいもの。同性からほめられても嬉しいですが、異性からほめられると、ついついその人のことを好意的に見てしまうこともありますよね。

 今回は女性がほめられたら嬉しいポイントと、男性が女性に対して勘違いしているほめポイントについてアンケートをとってみました。回答の多かった順に紹介していきましょう。

1位:内面を見てほめてくれる

「一緒にいると楽しい、癒されるっていわれるのは嬉しい」
「細かいところまで気が利くねと言われるとよく見てるなあと思う」

 回答のなかで多かったのが内面をほめてくれるのが嬉しいという意見。内面をほめるには相手をきちんと知らないとできないので、きちんと自分を見てくれた上で魅力を見出してくれる点は女性にとって嬉しいもの。また、女性は自己肯定感の弱い人が多いので、自分を認めてくれる男性は好感度も高いようです。

2位:変化に気付いてくれる

「細かい変化に気付いてくれるとポイント上がる」
「ちょっと調子が悪いときに『大丈夫?』と声かけられるとコロっといっちゃいそうになる」

 髪を切った、メイクを変えたなどの外見の変化に気付いてくれるのも嬉しいものですが、少し体調が悪かったり、気分が落ち込んだりしているときの些細な変化に気付いてくれるのも嬉しいという声も。自分の変化に気付いてくれるということは、普段から自分をきちんと見てくれていること。また、男性の多くは女性の些細な変化に気付かないことが多いので、そこに気付いてくれる男性の好感度が高いのは想像に難くないでしょう。

3位:「かわいい」「キレイ」は人による

 外見については「見た目を褒められて嬉しくない人はいないはず!」と答える人もいれば、「とりあえずほめておこう、みたいな気持ちが見えるからあまり…」と答える人もいて、はっきりと意見が割れた部分です。ほめ方の違いもあるようで、単純に「キレイ」「かわいい」といわれるのはNGだけど、「〇〇のこういうところかわいいと思う」とその根拠があるほめ方だと嬉しい、という意見もありました。

こんなほめ方はNG!

 このように、男性はほめているつもりでも、女性にとっては逆効果になっていることもあります。こちらもアンケート結果をもとに紹介していきましょう。

「誰にでもあてはまるような『かわいい』『髪長いのにサラサラ~』など。本当にそう思ってる?って疑う」

 こうした使い古したほめ言葉はストレートではある一方で、言葉の意味が軽くなってしまいがち。「とりあえずほめておけば良い」という気持ちが透けて見えるようで、その言葉が本心でないように感じられてしまうようです。

「年齢を言った後に『童顔だね』と言われると微妙な気持ちになる」

 「女性は年齢よりも若く見られた方が喜ばれる」と思っているからか、とりあえず若く見えるとほめるのが良いと思っている人がいるかもしれません。しかし、その気遣いが逆に無理やり言っているようにも聞こえて、女性に不快感を抱かせることがあります。

女性にはとりあえずのお世辞は禁物

 女性は男性に比べて、相手の言動にも鋭く反応する人が多いので、適当なほめ言葉は絶対にNG。本心でないと思われたり、下心があるように思われると、ほめたつもりが逆効果になることもあります。女性をほめるときには相手をきちんと見ているからこそわかるポイントを、本心から相手に伝えるようにしましょう。
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
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