テンミニッツTV|有識者による1話10分のオンライン講義
ログイン 会員登録 テンミニッツTVとは
社会人向け教養サービス 『テンミニッツTV』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
DATE/ 2020.06.30

恋愛で周りが見えなくなる人の特徴は?

 恋愛すると女性はキレイになるというように、恋をすることは男女問わず生活に彩りをもたらす素晴らしいことです。しかし、恋をすると落ち着きを失ってしまったり、普段とらない行動を取ってしまったり、日常がままならなくなる人もいますよね。

 そんな恋は盲目の状態は、恋に落ちる人は誰しも陥る可能性がありますが、重症になりやすい人もいます。今回は恋愛をすると周りが見えなくなりやすい人の特徴を紹介していきましょう。

こんなタイプの人は要注意かも

 まず「自尊心が低い人」は、恋にのめりこみやすい特徴を持っているといえます。自己評価の低い人は他人からの愛情や好意を素直に受け入れやすく、相手への恋心を抱きやすいとされています。つまり、好意を持ってくれた相手の中に自分の存在意義を見出してしまうので、相手にのめりこみやすくなってしまうのです。

 同様に「世話を焼くのが好きな人」も、世話を焼くことで相手の中に自分の存在意義を見出してしまうので、恋にのめりこみやすいタイプといえるでしょう。あれもこれもやってあげなくちゃと思うと、いつのまにか相手のことで頭がいっぱいになってしまい、自分の生活を犠牲にしてしまう危険性があります。

 また、「思い込みが激しい人」も危うい一面があります。普段ならおかしいと思うことも、自分が好きな相手の言うことなら間違いないという思い込むことで、誤った判断を下すようになってしまうことも。そうなると家族や友人のアドバイスも受け付けなくなってしまうので、さらに孤立して相手にのめりこんでしまうという悪循環に陥ってしまう恐れがあります。

恋は盲目もいきすぎるとこんな行動に

 相手のことしか考えられなくなると、まず日常生活に支障が出てきます。仕事や勉強が手につかない、相手の連絡を待っていたらいつのまにか一日が過ぎていた、恋人以外の友人関係がなくなっていく…実はこれはとても危険なこと。他人との関係が薄れると人はどんどん孤立していった結果、恋人に依存するしかなくなってしまうのです。

 そして、金銭感覚が狂ってしまうという危険性も。相手のためにプレゼントを買ったり、自分磨きにお金をかけるのは悪いことではありませんが、自分の生活費を過剰に削ったり、借金をしたり、自分の限界を見失う行き過ぎた行動に出ることも。自分の管理できる範囲に留める理性を失ってしまうと生活が破綻してしまう恐れさえあるのです。

 恋にのめりこみすぎるとストーカー行為すら正当な行為だと勘違いしてしまう危険性があります。相手のことなら何でも知りたい、何をしているかいつでも知っていたいという行き過ぎた愛情さえに疑いを持たなくなってしまうのです。ストーカーはれっきとした犯罪行為なので、相手だけでなく多くの人に迷惑をかけてしまう結果を導いてしまいます。

 恋は自分ではコントロールできない感情ではありますが、自分が恋にのめりこみやすいタイプかを自覚していることで、ある程度理性的になれる部分もあるのではないでしょうか。もし自分にあてはまるところがあるという方は、頭の片隅にストッパーを持っておくのが良いかもしれません。

<参考サイト>
・恋は盲目…恋愛に夢中になりすぎると取ってしまう危険行動5つ!
https://koimemo.com/article/4144
・恋は盲目!陥りがちな人と盲目的に好きにさせる男性の特徴
https://cancam.jp/archives/687808
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
物知りもいいけど知的な教養人も“あり”だと思います。
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,300本以上。 『テンミニッツTV』 で人気の教養講義をご紹介します。
1

『失敗の本質』より先に指摘した日本型組織の弱点

『失敗の本質』より先に指摘した日本型組織の弱点

『タテ社会の人間関係』と文明論(7)日本型組織とリーダーシップの問題

日本軍研究で知られる『失敗の本質』よりも前に、日本型組織の弱点を指摘していた『タテ社会の人間関係』。日本の軍隊と英米の軍隊を例にとって、人間関係を重視する日本型組織の特徴を鋭く指摘、さらに法然と弟子の話を取り上...
収録日:2024/05/27
追加日:2024/09/19
2

オウンゴールも!?ロシアにとって許しがたいNATO拡大の背景

オウンゴールも!?ロシアにとって許しがたいNATO拡大の背景

ロシアのハイブリッド戦争と旧ソ連諸国(1)ロシアの勢力圏構想とNATO拡大

長期化の様相を呈しているロシア・ウクライナ戦争。ウクライナに対してロシアが仕掛けているのは、多角的な手段を用いた「ハイブリッド戦争」である。それはいったいどのような戦略なのか。本シリーズ講義では、まずはこの戦争...
収録日:2024/07/25
追加日:2024/09/18
廣瀬陽子
慶應義塾大学総合政策学部教授
3

人の資本主義とは――新しい人間像と現代資本主義への警鐘

人の資本主義とは――新しい人間像と現代資本主義への警鐘

人の資本主義~モノ、コトの次は何か?(1)「人の資本主義」とは何か

「人間とは何か」「資本主義とは何か」、この二つの問い、その概念は歴史の上で常に変化し続けているという中島氏。「人の資本主義」は人と資本主義の合成語だが、両者を結合するとどのような反応がもたらされるか。今よりもよ...
収録日:2024/04/11
追加日:2024/07/27
中島隆博
東京大学東洋文化研究所長・教授
4

どうすれば「最高の睡眠」は実現するか…健康な睡眠とは?

どうすれば「最高の睡眠」は実現するか…健康な睡眠とは?

「最高の睡眠」へ~知っておくべき睡眠常識(1)健康な睡眠のための方法

人生の約3分の1を、人は寝て過ごす。人間にとって不可欠な「睡眠」について、まだ分かっていないことが多く、睡眠ストレスや寝不足に悩む人は多い。現代人はどのように生活すれば最高の睡眠を得られるのだろうか。その前に、そ...
収録日:2021/06/23
追加日:2021/09/14
西野精治
スタンフォード大学医学部精神科教授
5

生物学的性差と文化的ジェンダー概念の入れ子構造の難しさ

生物学的性差と文化的ジェンダー概念の入れ子構造の難しさ

ヒトの性差とジェンダー論(5)生物学的性差と文化

第二次世界大戦下、その影響で飢餓が続いたオランダで集団としてそのときに生まれた男の子にゲイが多いという話がある。それは母親が極度のストレスを受けた生物学的影響だというが、一方で日本の戦国時代のような戦場で見られ...
収録日:2024/05/18
追加日:2024/09/16
長谷川眞理子
日本芸術文化振興会理事長