社会人向け教養サービス 『テンミニッツTV』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
40歳を過ぎた男女の「再婚」事情
結婚式に招待されるピークは25~30歳前半、そして再びピークがやってくるのは40歳前後だという。なぜなら、再婚組の結婚がちょうどその年齢あたりで増えるからだ。実際近年結婚するカップルの約4分の1は再婚カップルという統計もある。
しかし初婚や離婚にくらべるとあまり語られないのが、再婚。今回は40代の再婚、その実情を今年再婚した5人にインタビュー。再婚を考えている人やバツイチの恋人がいる人には、ぜひ読んでいただきたい。
Aさん男性41歳(相手は初婚)
離婚後1年、あまり会えない娘への恋しさや元妻への未練で、常に寂しさを抱えたまま不特定の女性と交際。そんななか元妻とは真逆のタイプの彼女ができ、久しぶりに安らぎを感じる。彼女の35歳という年齢も考え再婚に踏み切った。
「デキ婚がこんなに嬉しいとは」
Bさん男性40歳(相手は初婚)
離婚から7年、元妻に未練を感じつつ自由な独身生活を満喫していたが、周りの友人達が結婚しパパとなり急に孤独感が。そんな頃、付き合い始めたばかりの彼女に妊娠が発覚。諦めていたはずのプレゼントのような再婚だという。
「ペットがかすがいに」
Cさん男性47歳(相手も再婚)
離婚から20年、5年同棲する彼女から結婚を迫られても「二度と結婚はしない、結婚したいなら別れよう」と再婚する気はなかった。しかし猫を飼い始めたことをきっかけに、彼女を家族として意識するようになり再婚を決意した。
Dさん女性41歳(相手は初婚)
辛い離婚から2年、また離婚するのではと男性にも結婚にもネガティブに。知人の紹介で知り合った男性に結婚前提で交際を申し込まれ、バツイチだからと断るも「知っているよ」と返され、立ち直るきっかけに。離婚への気持ちの整理がついたことで、その後2年の交際を経て再婚。
「自立できていたから再婚できた」
Eさん女性43歳(相手も再婚)
一度も夫婦生活がなく会話もなかったというEさんは結婚15年目に家を出た。1人で生きていけるようにと仕事でのキャリアを築いてきたという。その後同窓会で同じく離婚した同級生と再会。同じ傷を持つ同士、何でも話せる気の置けない友人関係から、交際を経て再婚へ。
一方女性たちの話を聞いて印象に残ったのは、今度こそ幸せになれる/なりたい、という「納得」や「意志」が大前提だということ。男性にくらべると、再婚相手うんぬんの話よりも先ず「自分」ありきのように感じられた。
このように男女差は多少あるが、40代の再婚経験者5人に共通していたのは「やっと地に足が着けた」というような満足感と、それを守っていきたいという「覚悟」のようなもの。
40代というのは、子供を持つか持たないかという決断を迫られる時期でもあり、自分のこの先の老後が具体的に見えて来るタイミングでもある。もしかしたらもう一度真摯に結婚と向き合える40代は、再婚適齢期なのかもしれない。
※年齢は本人が再婚したときの歳。
しかし初婚や離婚にくらべるとあまり語られないのが、再婚。今回は40代の再婚、その実情を今年再婚した5人にインタビュー。再婚を考えている人やバツイチの恋人がいる人には、ぜひ読んでいただきたい。
40歳を過ぎてもう一度。5人それぞれの再婚事情
[男性の場合]
「心の底では落ち着きたいと思っていた」Aさん男性41歳(相手は初婚)
離婚後1年、あまり会えない娘への恋しさや元妻への未練で、常に寂しさを抱えたまま不特定の女性と交際。そんななか元妻とは真逆のタイプの彼女ができ、久しぶりに安らぎを感じる。彼女の35歳という年齢も考え再婚に踏み切った。
「デキ婚がこんなに嬉しいとは」
Bさん男性40歳(相手は初婚)
離婚から7年、元妻に未練を感じつつ自由な独身生活を満喫していたが、周りの友人達が結婚しパパとなり急に孤独感が。そんな頃、付き合い始めたばかりの彼女に妊娠が発覚。諦めていたはずのプレゼントのような再婚だという。
「ペットがかすがいに」
Cさん男性47歳(相手も再婚)
離婚から20年、5年同棲する彼女から結婚を迫られても「二度と結婚はしない、結婚したいなら別れよう」と再婚する気はなかった。しかし猫を飼い始めたことをきっかけに、彼女を家族として意識するようになり再婚を決意した。
[女性の場合]
「焦らずゆっくり離婚を乗り越えて」Dさん女性41歳(相手は初婚)
辛い離婚から2年、また離婚するのではと男性にも結婚にもネガティブに。知人の紹介で知り合った男性に結婚前提で交際を申し込まれ、バツイチだからと断るも「知っているよ」と返され、立ち直るきっかけに。離婚への気持ちの整理がついたことで、その後2年の交際を経て再婚。
「自立できていたから再婚できた」
Eさん女性43歳(相手も再婚)
一度も夫婦生活がなく会話もなかったというEさんは結婚15年目に家を出た。1人で生きていけるようにと仕事でのキャリアを築いてきたという。その後同窓会で同じく離婚した同級生と再会。同じ傷を持つ同士、何でも話せる気の置けない友人関係から、交際を経て再婚へ。
インタビューを終えて…もしかして40代は、再婚適齢期?
再婚した男性に話を聞いて共通してよく出てきた言葉は、「さみしさ」「元妻への未練」「家族が欲しい」の3つ。また再婚相手は元妻とは真逆のタイプであり、彼女らの言動が再婚へのきっかけとなる場合が多かった。一方女性たちの話を聞いて印象に残ったのは、今度こそ幸せになれる/なりたい、という「納得」や「意志」が大前提だということ。男性にくらべると、再婚相手うんぬんの話よりも先ず「自分」ありきのように感じられた。
このように男女差は多少あるが、40代の再婚経験者5人に共通していたのは「やっと地に足が着けた」というような満足感と、それを守っていきたいという「覚悟」のようなもの。
40代というのは、子供を持つか持たないかという決断を迫られる時期でもあり、自分のこの先の老後が具体的に見えて来るタイミングでもある。もしかしたらもう一度真摯に結婚と向き合える40代は、再婚適齢期なのかもしれない。
※年齢は本人が再婚したときの歳。
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
より深い大人の教養が身に付く 『テンミニッツTV』 をオススメします。
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,300本以上。
『テンミニッツTV』 で人気の教養講義をご紹介します。
『失敗の本質』より先に指摘した日本型組織の弱点
『タテ社会の人間関係』と文明論(7)日本型組織とリーダーシップの問題
日本軍研究で知られる『失敗の本質』よりも前に、日本型組織の弱点を指摘していた『タテ社会の人間関係』。日本の軍隊と英米の軍隊を例にとって、人間関係を重視する日本型組織の特徴を鋭く指摘、さらに法然と弟子の話を取り上...
収録日:2024/05/27
追加日:2024/09/19
オウンゴールも!?ロシアにとって許しがたいNATO拡大の背景
ロシアのハイブリッド戦争と旧ソ連諸国(1)ロシアの勢力圏構想とNATO拡大
長期化の様相を呈しているロシア・ウクライナ戦争。ウクライナに対してロシアが仕掛けているのは、多角的な手段を用いた「ハイブリッド戦争」である。それはいったいどのような戦略なのか。本シリーズ講義では、まずはこの戦争...
収録日:2024/07/25
追加日:2024/09/18
人の資本主義とは――新しい人間像と現代資本主義への警鐘
人の資本主義~モノ、コトの次は何か?(1)「人の資本主義」とは何か
「人間とは何か」「資本主義とは何か」、この二つの問い、その概念は歴史の上で常に変化し続けているという中島氏。「人の資本主義」は人と資本主義の合成語だが、両者を結合するとどのような反応がもたらされるか。今よりもよ...
収録日:2024/04/11
追加日:2024/07/27
どうすれば「最高の睡眠」は実現するか…健康な睡眠とは?
「最高の睡眠」へ~知っておくべき睡眠常識(1)健康な睡眠のための方法
人生の約3分の1を、人は寝て過ごす。人間にとって不可欠な「睡眠」について、まだ分かっていないことが多く、睡眠ストレスや寝不足に悩む人は多い。現代人はどのように生活すれば最高の睡眠を得られるのだろうか。その前に、そ...
収録日:2021/06/23
追加日:2021/09/14
生物学的性差と文化的ジェンダー概念の入れ子構造の難しさ
ヒトの性差とジェンダー論(5)生物学的性差と文化
第二次世界大戦下、その影響で飢餓が続いたオランダで集団としてそのときに生まれた男の子にゲイが多いという話がある。それは母親が極度のストレスを受けた生物学的影響だというが、一方で日本の戦国時代のような戦場で見られ...
収録日:2024/05/18
追加日:2024/09/16